【「よく噛む」「リラックスして食べる」が消化と腸に効く理由】
こんにちは!マキパパです!
今まで、トランスジェンダーとしての経験をブログに発信していましたが、前回から健康についての発信も少しずつ加えていますので、ぜひご一読ください!!
ピラティスインストラクターとしてお仕事をしている中で、栄養についても少しサポートさせてもらっています。
その中でクライアントさんによくお伝えしていることがあります。
それは、
「よく噛んで、リラックスして食べること」。
一見すると当たり前に聞こえるこの習慣が、実は私たちの消化や腸の働き、心の安定にまで深く関わっているんです。
✅ よく噛むことは“セロトニン”を味方にすること
食事のときに「よく噛んでね」と言われたことがある方、多いと思います。
僕も親によく言われていたので
あー、はいはい。また言ってるよ。。。と鬱陶しく感じていました笑
実はこれは、ただ消化しやすくするためだけではなかったんです!
よく噛むことで「咀嚼」というリズム運動が起こり、脳のセロトニン神経が活性化されやすくなるのです。
セロトニンは前回の記事でもお伝えした「幸せホルモン」とも呼ばれ、
- 心を落ち着けたり
- 朝の目覚めを良くしたり
- 腸の動きを促したり
といった、心身の健康を支える大切な神経伝達物質です。
また、腸内でもセロトニンは作られていて、そちらは腸の蠕動運動(ぜんどううんどう)=腸をリズムよく動かす働きをしてくれます。
つまり、よく噛むことは「脳」と「腸」両方のセロトニンにスイッチを入れる行為なんですね。
✅ リラックスして食べると、消化力がアップする!
食事のときに意識したいのが、「交感神経」ではなく「副交感神経」を優位にすること。
簡単に言えば、リラックスして落ち着いた状態で食べるということです。
副交感神経が優位になると──
✔ 膵臓から消化酵素が分泌され、
✔ 胃酸の分泌も促され、
✔ 胃や腸の動きが活発になります。
その一方で、ストレス状態や「ながら食べ」などで交感神経が優位になっていると、
消化液がうまく分泌されず、胃や腸が働きにくくなります。
✅ 人の体は「消化 → 吸収 → 代謝」が基本ルート
私たちの身体は、栄養を「食べる → 分解する(消化) → 吸収 → 体内で使う(代謝)」というステップで活用しています。
このうち、最初の「消化」がうまくいかないと、良い栄養を摂っていても体に届かないということが起こるんです。
どんなに高品質なサラダチキンを食べても、
どんなにビタミンを意識しても、
“消化のステップが抜けていたら、それは宝の持ち腐れ”。
🍽 今日からできる食習慣
- 食べる前に一呼吸、「いただきます」を丁寧に
- よく噛んで食べる(目安は一口30回)
- スマホを見ずに、五感で食事を味わう
- 静かな環境 or 落ち着ける音楽で食事をするのもおすすめ
食事は、体をつくるだけじゃなく「自律神経」と「メンタル」を整える時間でもあります。
「よく噛む」「リラックスして食べる」──
この2つを意識するだけで、自然と体も気持ちも整いやすくなりますよ!
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