FTMの小学生時代

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初めての制服

小学校に入学
たまたま制服のある小学校に入学する事になり
もちろん当時女の子の僕はスカートの制服を着ることに。(写真参照)


その当時は性自認に対しての違和感はないので
全くと言っていいほど制服に対する抵抗というものはなかった。
性自認:自分が自分に対して認識している性別のこと

ただ、私服でのスカートとかフリフリの服とかは
なぜか抵抗感があって、全力で拒否をしたのを覚えている。


そんな僕も初恋の相手はスポーツ万能で勉強もできる
学年でも人気な男の子。

そして、高学年になるにつれて迎えた“第二次性徴”
多くのFTM当事者の方は
生理が来た事で自分が女性である事を実感させられた
という嫌な気持ちをされる方が多いようだが
僕自身はそんなことは全くなく

母親から
“真希、生理って知ってる?”
とこれから真面目に生理の説明をされようとしているときに
“あー!整理整頓の整理でしょ!?”
と全く面白くもないボケをかますという余裕さえ見せられるほど
本当に何とも思って居なかった。

初めて女の子に恋をする

それから成長するにつれて、女の子に本気の恋心を抱いている自分に気づく。

本当に好きすぎて、当時仲良かった友人にその恋心を相談するものの
気持ち悪い!!
といわれ、僕が抱くこの女性への感情は内に秘めるべき感情なのだと気づく。

当時もまだ性自認に対してはなんとも思ってはいなかったけど
好きな子には“かっこいい”と思われたいという
強い思いがあったことは覚えていた。
そして少しずつボーイッシュな格好を好むようになっていった。

今振り返れば性自認に対しての違和感の始まりだったのかもしれない。

そして、恋愛対象が周りとは少し違うのかもしれないと気づき始めた小学生時代だった。

FTMの中学生時代へと続く。

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この記事を書いた人

0歳
女として産まれる
18歳
自分が何者かわからなくなる
24歳
戸籍を男性に移行
27歳
シス女性と結婚
AID 反対の両親を4年かけ説得
30歳
シリンジ法にて妊活を開始  
31歳
FTMパパになりました。

女性として生きていた時から男性そしてパパになるまでの自分の過程を綴っていきます。

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